Excite 社会 : 善光寺で追悼のともしび チベットに平和実現訴え
なにかとお騒がせな“聖火リレー問題”ですが、日本国内では海外での騒動ぶりばかり報道し、どこか他人事のような言い回しばかりで腹が立ちます。
私自身は、若い頃に仏教美術を学んでいた縁で、チベットの歴史と変遷については一般の人々より多少の知識と愛着があるつもりですし、私は仏教徒ですので、宗派は違ってもチベット問題には無関心でいられません。
今回のような騒動の中、日本での聖火リレーの出発点が「善光寺」なのがどうしても納得できなかったのですが、テレビなどのマスメディアに載らないところで、小さいながらもアクションを起こしている人々がいるんだと分かって少し救われました。
ダライ・ラマ猊下は「暴力的な抗議活動」を反対しているのであって“「気持ちを表現する自由」「表現の自由」を押さえることはできない”と仰っておられます。
長野でのリレーの際も、暴力的でなく粛々と、でもハッキリと抗議活動の表現がされればいいんだけど…と思います。
私は距離的・時間的に長野へは行けないので、抗議の署名に参加するくらいしかできませんが、チベットに人権と表現の自由が戻ることを願って止みません。
〈記事引用〉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
長野市で26日に行われる北京五輪聖火リレーで、チベットの人権改善を訴える予定の市民団体「チベット問題を考える長野の会」が13日夕、聖火リレー出発予定地の善光寺で、ろうそくを使いチベット騒乱の死者を追悼するイベントを開いた。小雨が降る中集まった約60人が善光寺境内近くで、177人分(会推計)のろうそくを仏教で「円満な世界」を表す円形状に並べ、善光寺などの僧侶約10人が念仏を唱えた。
〈引用終わり〉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー