社会総合 - エキサイトニュース:官房長官、種牛6頭の殺処分要求 宮崎県に、まん延防止のため
まん延防止がどうのと言うならなんで選挙をやったかな(怒)。
う〜ん、うまく言えませんが国の“とにかく殺せ、殺せ”の号令には強い反撥を覚えてしまいます。
この6頭は感染の兆候もなく、現在半径14km圏内に他の家畜もいない、しかも種牛です。県に無償譲渡すると言っていますから、所有者にはなんのメリットもありません。これからの宮崎牛の復興のために種牛を残したいという思いからです。
種牛を育てるのに7〜14年、エース級まで育てるのにはさらに年月がかかります。県所有の種牛がことごとく殺処分されている現状を考えると、特例を認めて欲しいという県や市議会の要望は県民としては支持したいと思うわけです。
それにしても山田大臣、赤松の時に副大臣してて、初動からなんのアクションもおこさなかったクセに、いかにも国のため動いてきたって態度には怒りを覚えます。
政府の責任についてほとんど言及しないクセに、県の対応には強い非難ばかり。県に責任があることは確かですが、それ以上に国としての責任は今までの経緯を見る限り重いと思うんですけどね。
政治主導と言いながら、状況判断や柔軟性の欠けたまるっきりお役人仕事。参院選挙で自民党にダブルスコアで負けた意味がまったく分かってないんだなぁ。
理性的に考えれば…みたいなコメントもあるようですが、口蹄疫の問題を発生から身近に見てきた県民からすると、余所から浅い情報だけであれこれ居丈高に語られるとなんともやりきれない気分です。
〈記事引用〉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
口蹄疫問題で宮崎県が種牛6頭の救済を求めていることについて、仙谷由人官房長官は14日午前の記者会見で、「つらいことがあるだろうが、まん延防止の観点から殺処分していただかなければならない」と述べ、特例扱いせずに処分するよう県に求めた。農林水産省は同日中にも地方自治法に基づき、県に殺処分するよう「是正指示」する方針。
〈引用終わり〉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー