映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』公式サイト 3D・2D
ちなみに2Dでしたけど十分楽しめました。
私自身もともとの三銃士自体あまり詳しくありませんが、かなりライトな作りになっているのは分かります(笑)
気軽に楽しむアクション・エンターテイメント作品としては良く出来ている方だと思います。
中世ヨーロッパなんて、まともに作ったら結構ダークな世界になるからなぁ(笑)
この作品は冒頭で簡単な状況説明が入るし、ストーリーも人物の相関図も実に分かりやすいので三銃士の世界をあまり知らなくても大丈夫だと思います。
テンポも良いので、最後まで退屈せずに観れますね。
あと色彩が鮮やかで建物や衣装も豪華で目に楽しい作品です。
キャスト陣も良い感じですが、アラミス役のルーク・エヴァンスとバッキンガム公爵役のオーランド・ブルームが凄く似ている!と思ったのは私だけでしょうか(汗)
最初にアラミスの顔を見たとき「あれ?オーランド?」とか思っちゃいました(失礼)^^;
ダルタニアン役のローガン・ラーマンって「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」で主人公パーシーを演じた人でした。髪型や衣装が変わるだけでも分からんもんですねぇ。
あとフランス国王夫妻が可愛くて良かったです(笑)国王のルイ13世とかおバカっぽさ全開だけど純粋で憎めない感じが良く出ていたし、アンヌ王妃も聡明な感じが良かったし。ただ個人的にアンヌ王妃役ジュノー・テンプルのほうれい線が気になってしまいましたが(汗)。ちょっと老けて見えちゃう^^;
リシュリュー枢機卿は悪役の存在感もあって良かったけど(クリストフ・ヴァルツさすがです)ロシュフォール隊長がイマイチだったのが残念(役者は良いんだけどなぁ)。
でも今回の作品は、なんといってもミレディ役のミラ・ジョヴォヴィッチでしょう!
悪女役ぴったり(笑)。色気もあるしアクションもこなしちゃうので見ていて楽しいです。
なんか不二子ちゃんみたいだな〜と思ったら、どこかのコメントにミレディは峰不二子のモデルになった人物とかかれていて妙に納得しちゃいました。
もう誰よりも目立ってるし記憶に残ってるし(笑)
ラスト近くで自ら死を?みたいなシーンで「え〜…でももしかして」と思っていたらもしかしてだったし(爆)
本作のアンダーソン監督はミラの旦那さんですが、一番輝いて撮られている感じが伝わってきたかも(笑)
一応事件は解決したけど、ラストの映像を見る限り続編も作れるよ〜、みたいな余韻も残しているので興行成績が良ければ続編もありそうです。
でもあのラストのまま続編作るとお金かかりそう(笑)