まぁ、そもそも大注目ってわけでもなかったんですが、違和感バリバリの印象があった話なので。
これが国籍取得して2年くらいで生活の拠点が既にカンボジアにあり、あちらでPR活動を行い、かつ五輪参加基準にギリギリかかるくらい以上の実力があれば、私も心から応援できたんでしょうけどね。
基準に10分以上も足らず、国籍取得して1年にも満たず尚かつ生活実態もない、じゃあねぇ。
これがまかり通ると類似のケース(悪用も含め)が多々起こって混乱すると思うので、国際陸連の判断は妥当だと思っています。
まぁ、今後は次の五輪を目指すらしいので、それは頑張って下さいね…勿論カンボジア人として(笑)
猫ひろしさん「残念な気持ち」=五輪出場不可でコメント—マラソン
>ロンドン五輪男子マラソンのカンボジア代表に選ばれながら、出場できなくなったお笑いタレントの猫ひろしさん(本名・滝崎邦明)は9日、所属事務所を通じ「本当に残念な気持ちでいっぱいです。これからも芸人としてランナーとして頑張っていきます」とのコメントを発表した。
猫さんは昨年10月にカンボジア国籍を取得。同国オリンピック委員会が五輪代表に選出したが、国籍変更後1年未満の猫さんは国際陸連の改定規則に抵触し、特例も認められなかった。猫さんは「これまで協力していただいた方々には心から感謝しています。今後もカンボジアと日本を活躍の場として、日々精進していきます」としている。
<猫さん五輪消滅>「カンボジア人としてリオ目指す」
>【一部抜粋】猫さんの記録は、五輪参加標準記録B(2時間18分0秒)には達していないが、競技普及のため有力選手不在の国に設けられている「特別枠」で代表に選ばれた。猫さん自身、「批判的な声があるのは理解している」と語ったこともある。
国際陸連は国籍変更後3年間は代表になれないとの規定を05年に策定。昨年11月、国際競技会で代表経験のない選手にもルールを設け、国籍取得後原則2年間は国際競技会に出場できないとした。今年3月には期間を1年間に緩和したが、昨年10月に国籍を得た猫さんが例外的に出場権を得るには1年間の居住実績か国際陸連理事会の承認が必要だった。
国際的には知られていなかった猫さんの存在。だが、陸上関係者の中には、これが認められれば、実力の足りない外国選手が「特別枠」に殺到するようになるとの指摘もあった。今回の国際陸連の判断は今後一つの指標になるかもしれない。