Excite 社会 : 「子猫殺し」に抗議相次ぐ 坂東真砂子さんのエッセー
うむむむ…。この話題は書こうかどうしようか迷ったのですが。
ニュースになる1日ほど前に、私がよくROMってる人気ブログ「きっこの日記」さんでこの件を取り上げられていたので、すげー記事だと思っていたのですが、あっという間に話題になってました。TBもすごい数だし。
最初は単純にひで〜とか思ってましたが、他の方々の意見をいろいろ読んだり、生き物に対しての人間のエゴとか、実際問題日本ではど〜よとか、考えれば考えるほど複雑というか、難しい問題だなぁと頭がこんがらがってきちゃった^^;。
ただ、そういう問題はあるとしても、この坂東真砂子さんの書いている理屈は個人的には理解できない、というか、矛盾してないか?と思うわけで。全文を読みましたが、そう感じたわけです。
ーーー以下一部抜粋ーーー
獣の雌にとっての「生」とは、盛りのついた時にセックスして、子供を産むことではないか。その本質的な生を、人間の都合で奪いとっていいものだろうか。
(中略)
私は自分の育ててきた猫の「生」の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した。もちろん、それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである。
ーーー抜粋おわりーーー
子供を産むことが「生」の充実とか言ってますが、その子供を育てることは充実ではないんでしょうかね。
「生」と「死」を考えることは大事なことだし、「死」に対して意識が希薄な日本に問題提起をしたかったのかもしれませんが、それは自身の小説の中で表現していけばいいことではないのかなぁと。いろんな人の目に触れる新聞紙上で、書く内容というか表現としてはどうなんだろうと思っちゃいました。なんだかうまくまとめられませんが^^;。
今の世の中、このことに対するヘンな愉快犯でも出てきたらイヤだなぁ。